​はままつ森のようちえん

​林　桃

私は子どもの頃に自然の中で過ごした経験から、環境によって子どもの育ちは大きく変わることを身をもって感じてきました。

森で過ごす日々は、子どもたちに自分で感じ、考え、挑戦し、子ども同士の関わりの中で成長する機会を与えてくれます。

自然の中は、そんな豊かな経験にあふれる場所です。

そしてその経験は、やがて社会の中で自分の人生を歩んでいくための“一歩を踏み出す力”につながります。

私たちは、子どもが自分で育つ力を信じて見守り、大人も子どもも共に育ちあうことを大切にしています。

​林　文子

それがいつになるか分かりませんが、子どもたちが一歩を踏み出す時に、

『ちょっと不安もあるけどやってみよう』

『自信はないけれど、やってみたらできるかもしれない』

『心配もあるけれど、頑張ってみよう』

そんなふうに自分で一歩を踏み出せる力を育てたいと思っています。

困った時には必ず助けてくれる誰かがいる。

その安心の中で、人を信じながら自分を信じることができる子に育ってほしいと願っています。

そんな願いを胸に、私は『子どもたちと一緒にどんなことをして遊んだら楽しいかな』と考えながら、毎日を共に過ごしています。